ベスト・アルバム

ガロ( GARO ) ベスト・アルバム歌詞
1.学生街の喫茶店

作詞:山上路夫
作曲:すぎやまこういち

君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
学生でにぎやかな この店の
片隅で聴いていた ボブ・ディラン
あの時の歌は聴こえない
人の姿も変わったよ
時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
君と

君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
窓の外 街路樹が美しい
ドアを開け 君が来る気がするよ
あの時は道に枯葉が
音もたてずに舞っていた
時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
君と 君と……


2.ロマンス

作詞:山上路夫
作曲:堀内護

君 忘れないでいて 若い愛の日を
今日はぼくたちに 二度とはこない
この河にそった道 肩をよせてゆく
そんなことさえも おぼえておこう
ぼくらは一つの愛に今 結ばれているよ
変わらぬロマンの花を咲かせよう

この橋を渡る時 街はぼくたちを
いつも呼んでるよ 明るくさざめき
今 君とながめてる 河にうかぶ舟
そんなことさえも おぼえておこう
ぼくらは一つの愛に今 結ばれているよ
変わらぬロマンの花を咲かせよう
変わらぬこの愛二人 誓い合おう
変わらぬロマンの花を咲かせよう
変わらぬこの愛二人 誓い合おう
変わらぬロマンの花を咲かせよう


3.君の誕生日

作詞:山上路夫
作曲:すぎやまこういち

君の誕生日 二人祝ったよ
あれは過ぎた日の 想い出のひとこま
街の角にある ほんのささやかな
店でお祝いの グラスをあげたよ
今年もまたその日 もうじき来るけれど
君はいない 二人あの日別れたよ

君は誕生日 誰と祝うのか
きっと幸せで ローソク消すだろう
僕は忘れない 君の生れた日
いつも近づけば この胸が痛むよ
今年もまた街は 花やぐ時だけど
君はいない 二人あの日別れたよ


4.水色の世界

作詞:堀内護
作曲:堀内護

朝おきると世界は
家も道もみんな水色
あなたのいない世界に
ぼくは入りこんでしまった

日にてらされた土手を
どこまでも歩きつづけた

あの日はもう帰らない
四季は訪れ又すぎてゆく
今ぼくはあなたに伝えたい
あなたの愛がやっとわかったと

いつまでも朝のくるのも忘れて
話し合った二人

あの日はもう帰らない
四季は訪れ又すぎてゆく
今すべてをあなたに伝えたい
あなたは優しかったと


5.四ツ葉のクローバー


6.一枚の楽譜

作詞:山上路夫
作曲:村井邦彦

愛したあの頃君のため 作ったこの歌が
今ではかたみに残されて 僕らは別れたよ
すてようこの歌 誰にも聞かさずに
二人の愛の思い出にささげて
ちぎった楽譜は花ふぶき 川面に舞い落ちる
もう二度とは 帰らぬあの頃 二人は愛して生きたよ

別れに会うたび人はみな 涙を知るのだろう
この世に生きてる悲しみを 初めて知らされた
すてようこの歌 やさしい愛の歌
今日から違う道を行くためにも
ちぎった楽譜は花ふぶき 川面に舞い落ちる
もう二度とは帰らぬあの頃 二人は愛して生きた
もう二度とは帰らぬあの頃 二人は愛して生きたよ


7.水車は唄うけど


8.地球はメリー・ゴーランド


9.二人だけの昼下がり


10.涙はいらない

作詞:堀内護
作曲:堀内護

花が散り始めて 夕陽が燃える頃
さよならと 涙を流したあの丘
まだ若い二人は 町に遊び
おんなじ夢を 追いかけたのさ

その目に浮かぶ 涙をふいて
笑ってごらん その時こそ
君が大人になる時なのさ

涙はもういらないよ きのうはもうすぎたの
涙はもういらないよ
きのうはもうすぎてしまったの

でもいつか その涙を
ぬぐいさることでしょう その時こそ
君が大人になる時なのさ

涙はもういらないよ きのうはもうすぎたの
涙はもういらないよ
きのうはもうすぎて しまったの
ラララ ラララ……


11.明日になれば

作詞:日高富明
作曲:日高富明

そんな顔していないで こっちを向いて
チェックのシャツ ステキだね
僕もつらいんだ 二人で歌おう
想い出そう かんたんな歌を
忘れたなんて そんなこと かわいい恋だね

きっと明日になれば わかってくれる
やさしい君のこと
きっと明日になれば 歌ってくれる
やさしい君さ

たわむれの言葉なら ふり向かないで
ゆうべのこと 不思議だね
君はないてた 二人で歌を
歌おうよ かんたんな歌を
しらないなんて そんなこと かわいい恋だね

きっと明日になれば わかってくれる
やさしい君のこと
きっと明日になれば 歌ってくれる
やさしい君さ

きっと明日になれば わかってくれる
やさしい君のこと
きっと明日になれば 歌ってくれる
やさしい君さ

ラララ……


12.僕のすべて


13.美しすぎて

作詞:山上路夫
作曲:村井邦彦

あなたの呼ぶ声 聞こえた気がして
思わずあたりを 僕は見わたした
風のいたずらだよ 丘の上だれもいない
二人別れた時と 同じ空の色
いつか季節は ふたたびめぐり
丘の上には 花も咲くのに
もう愛の日々は もう帰らないよ
すべては夢の中さ

遠くの町並み 明るく陽がさす
小さな貨物が 橋を渡ってる
とてもやさしい町 けれどもう今はつらい
二人愛した時が あまり美しく
僕の心に 生きているから
ひとりこれから 僕はどうしよう
もう愛の日々は もう帰らないよ
すべては夢の中さ


14.散歩

作詞:山上路夫
作曲:村井邦彦

花屋の窓を のぞいてみたら
季節がいつしか 変ってた
日曜だから 散歩に出たよ
明るい陽ざしに さそわれて
何かものうげ 何か愉しげ
そんな顔した人が
街の通りを あてもないままに
ただ歩いてる 午後の街

明日になれば 生きてくことに
私は捕われ 悩むでしょう
今日だけせめて すべてを忘れ
こうして 歩いているのです
空の青さが 風の香りが
とても身近にわかる
街の通りを あてもないままに
ただ歩いてる 午後の街

空の青さが 風の香りが
とても身近にわかる
街の通りを あてもないままに
ただ歩いてる 午後の街


15.たんぽぽ

作詞:大野真澄
作曲:堀内護

小鳥は空を飛び みどりの森へ
羊は丘を越え 鈴はこだまする
たんぽぽは 小さく さいてゆれて
夢の世界を かけめぐる
心の窓の中の
私と自然の魅惑

ランランラ ラ……
ランランラ ラ……
夕陽の光は 赤く燃えて
夢の世界を かけめぐる

月の光の ベールに包まれ
青く光る 水は しずくのよう
眠りは いつしか すべてをいだき
夢の世界を かけめぐる


16.一人で行くさ

作詞:日高富明
作曲:日高富明

一人で行くさ 誰もいないさ
もう大人だぜ 一人で行くさ
見たことのないものを
ふれたことのないものを
何かが見つかるさ
だから行くのさ 一人で(一人で)

傷ついたって かまわないさ
つまずいたって おきあがれるさ
どんなに 傷ついたって
どんなに つまずいたって
何かが見つかるさ
だから行くのさ一人で(一人で)

一人で行くさ 誰もいないさ
一人で行くさ 誰もいないさ
一人で行くさ 誰もいないさ


17.さいごの手紙

作詞:堀内護
作曲:堀内護

今眠りについた君は何を夢見ているのだろう
もし幸せな夢ならそのまま眠り続けて欲しい
夜明けが来たら僕は出て行くよ
体の弱い君を気遣いながら
今さいごの手紙を書いています
「幸せに出来なくてごめんなさい」と
ルルル………

一人生きる事がどんなに
辛い事か知ってるけれど
それが二人にとって本当の幸せなら
君の綺麗な寝顔見ていると
ああ遠い想い出が今甦るよ
今でも君をこんなに愛してるのに
「身勝手な僕を許して下さい」
ルルル………


18.ピクニック

作詞:山上路夫
作曲:堀内護

君は靴をぬいで はだしで駆けるよ
木もれ陽がゆれてる 丘の上をひとり
街で見るよりも ウラララ
子供に見えるよ ウラララ
君の無邪気な姿を はじめて見つけた
こんなとこで君と いつかは暮らしたい
大きな夢など 何もいらないから
アー 愛し合う 時はすぎてゆく
もしも出来るならば 今このひとときを
いつまでも二人で つづけてゆきたいな

君がこしらえた ウラララ
ステキなランチだ ウラララ
君と僕とを見ている 小さな浮雲
若い時はいつか 消えてくものだから
大事にしようよ 素晴らしいこの時
アー 愛し合う 時はすぎてゆく
もしも出来るならば 今このひとときを
いつまでも二人で つづけてゆきたいな